Now Loading...

社長がデータを
運んでいます

南薩農業フィールドワーク

私が住んでいる頴娃町、ひいては鹿児島の南端の地域を「南薩」というエリア名で呼んでいます。農業が盛んな地域ですが、特にお茶やさつまいもの生産量が日本屈指。ただ、その他にもたくさんの農家さんがいるのが特徴でもあります。

今年はそんな農業地域だからこそ出来る農業スタディツアーを随時実施していこうと思っています。日本は食が豊かであることは昨今の世界中での日本食ブームで明らかですが、とは言え農家さんがどんな思いで農産物を育て、日々何をしているのか、そして農家さん本人のお人柄なども含めて現場で見て、話して、そして食べる。これがどれだけ幸せなことであるかをみなさん伝えて行ければと思っています。

今回、その中でも挑戦的な2組の農家へフィールドワークをしました。

まず1箇所目は株式会社みなみのだいち。

代表取締役の西山さんの有機栽培のにんじん畑、さつまいも畑、オクラのハウスの見学。そして有機農法や流通の難しさまで色々とお話をお伺いしてきました。

首都圏の百貨店とも直接商談し販路拡大を試みている話など興味深い話もたくさん。最後にもらった人参はスティックにして食べましたが、ホントに甘くて美味しかった。人参がなぜスーパーで安く買えてしまうのか。当たり前に買えてしまう野菜。その裏には色々なストーリーがあるんだと感慨深かった、そんな時間でした。

社長の西山さんの良い表情

 

2箇所目はU-Farm 代表の浦野敦さんとその奥さま良美さん。

浦野ご夫妻も有機農家なんですが、ここのスナップエンドウとカブは神の美味しさで僕は大ファンなんです!!

浦野ご夫妻も有機農家なんですが、ここのスナップエンドウとカブは神の美味しさで僕は大ファンなんです!!そして、季節ごとにこだわりのある野菜を作っています。全部で数十種類ほど。そして、改めて畑に行き、なぜ有機にこだわっているのかをお聞きしました。

 

もともと、超大手商社マンだったの敦さんは高い語学力を駆使して、野菜を海外に展開したいと意気込んでいる。それだけじゃなく、地域の空き家再生の動きも音頭をとり移住者へのサポートも欠かさない。寡黙ながらも実はとても熱い闘志を持っている素敵な夫婦なんです。

 

挑戦する農家はすごくカッコいいし、その地域で宿をやっている私は、こういったかっこいい大人たちをご紹介できる立場として役に立てたらと思っている。ただ、泊まる宿ではなく、人に会うための入り口として。

 

未来の穏やかな日常は地道な日々の積み重ねでしかない、と。泥臭くやる、ただそれだけなのだろう。